前回の続き… 子供のいないご夫婦の相続で「予期しない」財産を取得することになった相談者Aさんでしたが、前回触れたように、義姉（実兄のお嫁さん）は、Aさん（居宅の持ち分1/8を所有）にも、同じく義姉が住む居宅の1/8を相続したAさんの妹さんにも地代・家賃を支払う事はしなかったそうです。 義理とは言え姉妹になる訳だし、お兄さんが存命中は「親戚同士」仲違いすることもなかったと言います。   ですが、Aさんとその妹さんは、この春、都税事務所から送られてきた「固定資産税納入通知書」をみて、お義姉さんに相談に行ったのだそうです。 「私達が相続した所有権を買い取って貰えないか？」と。 地代や家賃も貰えないのに、税金ばかり自己負担では… Aさん姉妹が義姉に相談に出むくのも、当然と言えば当然なんだと思うのですが…   ところが、お義姉の反応はNoだったようで、「主人と私が残したこの自宅をなぜまた義妹から買い取らなければならないの？」と、大変な剣幕だったとも仰います。   結局近親者同士では、調整どころか話し合いさえできない雰囲気だったようで、下手に交渉を強行すると「修羅場」を見ることになったのかも…。 亡くなった実兄を通しての「親戚関係」でしたが、この前提が壊れると…   子供の居ない家庭の「相続」は、要注意だということが言えると思います。

こんにちは！ 久し振りにブログを更新してみようと思います。   先日、知人の紹介で「特殊不動産」の買取相談を受けました。 都内の一戸建なのですが、「所有権」が持ち分扱いになっています。 具体的には「土地・建物の1/8の割合の所有権を買い取って貰えないか」という相談でした。   相談者に聞いてみると、この方のお兄さんが一昨年亡くなったという事で、お兄さん（被相続人）夫婦に子供がいなかったことから、奥さん（配偶者＝相談者の義姉）が相続財産の3/4を、残り1/4の相続財産を相談者（相続人の実妹）とその妹の二人が均等に相続したようでした。 相続財産と言っても、財産の大半を占めるのは都内の一戸建て住宅だったようです。 相続時の遺産分割協議がもつれ、結局義姉が住む自宅を義妹2人を含む3人の共有財産にする事になったのだと相談者は仰います。   ですが、義姉の住む一戸建ての一部（持ち分1/8）が相談者（義妹）の名義になったとは言え、義姉は義妹二人に地代や家賃を払う気は毛頭無いようです。 「元は」と言えば、夫（相談者の実兄）と二人で苦労して残した自宅なのに、夫と死別した途端、相続によって義妹に所有権を奪われる形になった事を今でも納得していないようなのです。   お義姉さんの気持ちも分からないではありませんが、当社にとって「初の」相談者です。 超前向きで所有権の「持ち分」買取を検討中です。   皆さん、どんどん相談してくださいね♪      

今日は、なぜ　私がこんな商売を始めたのかを少しだけ紹介します。 それは知人の話がヒントになりました。 ある時一緒に呑んでいた知人がボヤいている声を聞いて思ったのです。 相続などで「必要としない」或いは「望外な」中小企業の非上場株式を相続しても、経営権には遠く及ばないわずかな株式を持っているだけでは何の御利益も無く、かと言って処分もできずに困っている方がたくさん居るのではないか…と。 もしかしたら、これはビジネスチャンスなのかも…。 早速知り合いの弁護士さんと税理士さんに相談しました。 詳細は秘密ですが、そうしたら結構困っている人がいるんじゃないか、その問題解決（買取）を事業化できるかも…と。そもそもの始まりはそこにあったのです。

初めまして、こんにちは！ ㈱朋友の後藤秀臣と申します。 弊社は2015年2月に開業したのですが、つい先日、無事第一期目の決算を終えました。 開業１周年とほぼ同時期に、自社のＨＰをアップすることができて凄くうれしいです。 協力して下さった㈱LINKIDSの安達さん有り難うございました。 これから仕事を続けて行く中で、色々な人・様々な案件との出会いが待っていると思います。 出会って下さった皆さまの「満足」に繋がるよう、日々精進を続けたいと思います。 皆さま、㈱朋友をよろしくお願い申し上げます。